加工可能な金属について | 精密加工・側面加工・マシニング加工のプロ。有限会社レイクラフト

金属について

鉄	切削部品において標準的な素材。素材単価が一番安く、高強度だが、防錆の為、表面処理（メッキ、塗装）が必要。比重7.9
施工例	SS400＝一般的素材、断面がL型U型C型等の鋼材もある。 S50C＝一般的鋼材、熱処理により硬度を上げることが可能。プリハードン鋼＝初めから熱処理により硬度が入っているものの機械による切削が可能。

アルミ	切削部品において鉄の次に標準的な素材。鉄より素材単価は高く強度も弱いが、重量は軽く、加工によるひずみも少ないので、切削が容易なため、加工コストは押さえられる。表面硬度や耐食性、向上の為、表面処理（アルマイト）をすることも多い。比重2.7
施工例	A5052（A5000番系）＝一般的素材、切削性も良く安価、耐食性も良い。 A2017（A2000番系）＝ジュラルミンと呼ばれ、強度は高いが、耐食性が弱い。 A7075（A7000番系）＝アルミ合金の中で最強度を持つ。耐食性も弱く高価。

ステンレス	切削部品においてアルミの次に標準的な素材。アルミより素材単価は高く、強度は鉄と同等。耐食性は非常に高い。加工によるひずみが高く、切削もしにくい為、加工コストは高い。表面処理が必要としない為、納期がない場合、鉄の代わりに代用される事も。比重7.9
施工例	SUS304＝一般的素材、耐食性に優れる。 SUS303＝切削しやすい為、加工コストが低い。SUSの中では耐食性が低い。 SUS316＝切削しにくいため、加工コストが高い。SUSの中では最も耐食性が高い。

チタン＝強度、軽さ、耐食性が極めて高い、比重4.5。
インバー＝耐食性、熱膨張率が極めて少ない、比重8.1。
インコネル＝強度、耐熱性が極めて高い、比重8.2。

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